うつ病の治し方・症状・接し方が分かる!

うつ病を家庭で治療するための環境作りの方法

うつ病の治療が難しい理由の一つに、心から休める環境作りが難しいということがあります。

たとえば、家庭の主婦がうつ病状態になり、家で1カ月ほど休んで治療することにしました。ところが、家庭の主婦の場合は、家で休むためにはかなりのハードルを越えなければいけないのです。

「じゃあ、私は休むからね。お父さん、明日から1カ月間ご飯を作ってね」とお願いすると「おお、わかった。大丈夫だよ。おまえはしっかり休んでくれ」と答えてくれた優しい夫でも、二日後には、「ええっと、給食費はどうするんだっけ?・」「おい、味噌はどこにある?」と険しい表情になり、「お前はずっと家にいるんだから、やれることぐらいやってくれよ」とせっつくことになりがちです。

あるいは、数日するとお風呂場には洗濯物がたまり、部屋も散らかってくるし、台所はもう爆発状態になってきます。

女性はそれを見てイライラしてきてしまいます。夫にいちいち指示するより自分が動いたほうが早いし、気も遣わない。すると、形は休んでいるようでも、結局は心も休も休めないのです。

そのようなケースでは、入院を勧めます。それは決してその方のうつ病の症状が重いからではありません。休める環境として、入院がうつ病の治療に適しているからなのです。家庭で休めない人が入院をするのです。

家庭で休む場合は、同居する家族がうつ病状態の人のことをしっかり理解して、治療を支えてあげることが必要になります。

そのような家族がいない、いてもその余裕がない、あるいは家にいるとさらに余計なストレスがかかるなどのときは、入院を一つの道具として柔軟に利用していきましょう。


 

うつ病を治し、再発も予防するためには、生きる目的を見出す必要があります。 

生きる意味、生きる目的がしっかりできれば、 

毎日充実した気分で過ごせますし、
多少の失敗でも落ち込むことはなくなります。 

生きる目的を見出す方法は、以下のサイトが参考になります。 

参考サイト→ 生きる目的バイブル