高齢者や老人のうつ病の傾向・症状・原因・治療について

高齢者や老人のうつ病の傾向・症状・原因・治療についての考え方です。

高齢者や老人のうつ病も、最近多い問題です。高齢者や老人の傾向として、うつ病にかかりやすい原因はいくつかあります。

・加齢によって、精神的にも肉体的にも回復力が落ち疲労が蓄積しやすい

・経験は豊かになるが反面頑固になり自分以外の考え方が受け入れられない

・更年期障害など肉体的なバランスの崩れからイライラや睡眠不足に陥り、それがうつ病の引き金になる

・新しい文化や道具、システムに順応できない

というようなリスクが高齢者や老人にはあります。また、仕事をリタイヤしたり古くからの友人知人・親戚が亡くなったり、ということも多くなってきますので、段々と孤独になっていきます。

自分の味方をしてくれる人が段々少なくなっていき、最後はいなくなり非常に孤独感が強く、チョットした些細な問題でも「死にたい」という願望が強くなってしまうのです。

まずは、高齢者や老人の方には、自分が味方になってあげて話を聞き、考え方を受け入れてあげて、それをハッキリ伝えてあげることです。

そうして信頼関係を築いたら、本格的な治療のために精神科医を受診させることです。そうしないと本人はどうしても頑固に、うつ病のために病院に行くなどプライドが許さないのです。

高齢者や老人のうつ病の方には、そんな流れで対応してあげてください。高齢者や老人に限ったことではありませんが、うつ病対策のポイントは「孤独」にさせないことです。

 

うつ病を治し、再発も予防するためには、生きる目的を見出す必要があります。