うつ病の治し方・症状・接し方が分かる!

うつ病患者さんがすでに居る組織での研修

学校や会社・組織のメンバーの中に、「すでにうつ病状態で治療中の人や自殺未遂をした人がすでに居るのだが、研修をすると逆効果ではないか」、と恐れる人事担当者もいるでしょう。

当事者は、うつ病について正しく研修してもらえるのなら、そのような機会を大変歓迎します。当事者は、自分の不調が「怠け者のせいではない」ということをみんなに分かってもらいたいのです。しかし自分では言えないのです。

このような研修で、自分以外の人が客観的に説明してくれるのは、自分のことをみんなに分かってもらえる大変よい機会となるのです。

ただし、気をつけておかなければならない点もあります。

自分自身まだ、うつ病だと十分に認識しておらず(受け入れられず)、かつ死にたいという気持ちがある人の中には、「自殺」「死」という言葉だけで、過剰に反応してしまい、研修の中身まで行かないうちに気分が悪くなってしまう人もいるのです。

ところが、これでは漠然としていて、当事者も「気のせいだ」「年のせいだ」「他の人はもっとひどい状態だ」などと症状を否定(受け入れない)してしまいがちになるのです。

そこで、次の4つだけを覚えておくと良いです。この4つは、うつ病状態の人の90%以上に現れる症状です。

※食欲不振・体重の減少
※睡眠不足
※疲労感
※頭が重い・働かない

この4つの症状は、たとえ当事者が現状を否定する気持ちが強く、表面飾りをしているときでも、どうしても自分で苦しいし、周囲も「なんとなく変だな」と気がつきやすい症状なのです。

これらの症状がある場合、たとえうつ病状態でなくても、体のどこかに不調がある可能性が高くなります。「死にたい気持ち」への対処というだけではなく健康管理としても、何らかの手を打つ必要がある段階にきていると考えてください。

さきほど紹介した4つは、比較的当事者本人でも気がつきやすいポイントです。


 

うつ病を治し、再発も予防するためには、生きる目的を見出す必要があります。 

生きる意味、生きる目的がしっかりできれば、 

毎日充実した気分で過ごせますし、
多少の失敗でも落ち込むことはなくなります。 

生きる目的を見出す方法は、以下のサイトが参考になります。 

参考サイト→ 生きる目的バイブル